自己紹介

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豊後高田市, 大分県, Japan
アメリカ人である両親を持ちながら、日本の片田舎で生まれ育ち、自分はどこに属するのか、国籍とはなにか、国とは何か、どうしたら世界の平和は訪れるのかと幼い頃から考えてきました。もちろん、答えにはたどり着いていないのですが、自らが考えることや思うことを言葉にしたり、文章にしたり、時に対話する場をつくったりすることでより良い社会の実現を目指しています。

2012年1月22日日曜日

いつだってひとつ

無限に広がっていた自らの世界も年を重ねるごとに地平線が見え隠れしてきているような気がする。Nothing is new under the sun(お日様の下ではなにひとつ新しくない)という表現があるが、わたしたち人間は幾度にも渡って同じテーマを突きつけられる。今、この時代は転換期であり、ひとつの起点であることは間違いない。ただ、時代も世代も年代もすべて断ち切れない過去とつながっている。今を見つめるとき過去(歴史)をしっかり内省する必要性を感じる。ヒロシマはなんだったのか、ナガサキはなんだったのか。人間は同じ過ちを繰り返す。よって、過去を忘れているかのように考えられる。

しかし、私たちはみな知っている。目を覚ます必要があるだけ。自らが何を望まず、何を望むか。抽象的でいい、すぐに具体的になる必要はない。人は心を動かされた時(感動)、目が覚める。目は笑いで覚め、涙で覚める。

大地震・大津波で変わり果てた東北を見た人間たちは、世界の隅々から手を差し伸べ、手を差し伸べることができなかった人はあたたかい涙を流した。そして、その温もりを感じた日本中の人が感動し、世界に感謝した。

世界はいつだってひとつだった。
そして、これからもひとつ。あとは私たちの意識の持ちようだ。感動を携え在りたい。

〜世界 和 ひとつ〜

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