あんまり読んだことのない村上春樹さんの本を読んでみた。小説を読みたかったのだけど、まずは自伝のような本を読んでみた。「走ることについて語るときに僕の語ること」。この本を読んでいる時ちょうどツアーの仕事でたくさん歩いていた時期。たくさん歩きながら語りはしていなかったものの、たくさん考えてた。
美しき島、カウアイのことも。
本を開いてみると、カウアイで過ごしながらこの本を書いたとある。不思議。
昨夜は電車に乗りながらこの世界のこと、その中にいる自分自身のことなんかを考えていた。争い、環境破壊が続く今の文明はいつまで続くのだろう。自分はこの世界で何をしていくのが良いのだろう。はー、いつになったら。。。と窓を眺め考えていたら、「あと少しですね」と声がした。
「ドキッ」。
振り返るとカートでビールやおつまみを販売にまわるお姉さんだった。不思議。
こんなことって時々ある。
ロングアイランド、ニューヨーク、LAでの3週間も終わり、いよいよハワイへ。
妹にLA巨大空港まで連れていってもらい、妹とニックと過ごした数日間を思い出しながら、久しぶりのワクワクを携え飛行機にとびのった。
ホノルルで友達とご飯を食べて、すぐまた空港に向かいリフエ空港(カウアイ)行きの飛行機を待った。
ホノルルからはほんの30分くらいのフライトだが、カウアイに着いた頃にはあたりはすっかり暗くなっていて海も山も見えなかった。さっそくバスに乗り込み今回お邪魔させていただくお家へ。玄米と美味しいお魚をいただき、カウアイにいる間の天気を調べた。お世話になるシャナちゃんによればこの1週間はほとんど雨か曇らしい。。。雨が多い島だとは聞いていたが。
しかし、今回の旅では本来の晴れ男ぶりが発揮され、天気予報をくつがえしてはお日様を味方につけてる。
夜着くのも悪くない。なにせ、朝が楽しみになる。
この間、南阿蘇であったお祭り「レインボー阿蘇2012」もそうだった。夜会場に到着して、朝は雄大な阿蘇の風景で完全に目覚める。
カウアイ初日の朝ははっきり覚えている。
早朝目が覚め、ドアを開けて外の空気を吸うやいなや声を出して笑ってしまった。HERMOSO.
そして、真っすぐ海へ。
やっぱり晴れた。
とんでもなく美しい場所にきてしまったな。
砂の上に寝そべり、朝日をおもいっきり浴びて、波の音に耳を澄ませた。
ただ、それだけ。
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