自己紹介

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豊後高田市, 大分県, Japan
アメリカ人である両親を持ちながら、日本の片田舎で生まれ育ち、自分はどこに属するのか、国籍とはなにか、国とは何か、どうしたら世界の平和は訪れるのかと幼い頃から考えてきました。もちろん、答えにはたどり着いていないのですが、自らが考えることや思うことを言葉にしたり、文章にしたり、時に対話する場をつくったりすることでより良い社会の実現を目指しています。

2013年6月23日日曜日

ちょっと梅雨らしくなってきた。
ムカデが耐えない我が家だが、雨音をききながら仕事をし、子どもたちは雨が降るが故につくられる様々な遊び場に心躍らせている。

最近友だちとおもしろい試みをはじめた。
おもしろいと言ってもただの「Book Club」。

同じ本を一緒に(各自)読んで思ったこと、感じたことを共有し合うというもの。皮肉にも大学を卒業するまでは本を読むことにあまり関心がなかった。好奇心は比較的旺盛だし、様々な活動もしていた。でも、どうも本は避けていた。
それが、15歳で日本を離れ、23歳で帰ってきてからは日本語で書かれている本に魅力を感じる。とは言っても、日々の生活におわれ本を愉しむ時間はあまりない。寝る前に本を読めば数分で寝てしまうし、昼間に読もうと思っても外の草が気になる。

そんな中友だちが「Book Club」を提案してくれた。
何事もそうであるように、物事を誰かと共有できることは喜びが増大されるだけでなく、効率もいい。1人で読むことでは得られない責任感のようなものもうまれ、学びへの意欲も増す。。。ような気がする。

インターネットを通して得る情報とはまた違い、ページをめくるという原始的な行為をもって新しい知に出逢う喜び。

図書館で絵本を大量に借りる息子。
広い畳の間にあぐらをかいて、静かにページをめくる。
そんな豊かな時間を想う。




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