8月28日に国東市国見町の「みんなんかん」という施設で「10万年後の安全上映会&くにさきマーケット」を開催します。それもあって、今日は朝から国見をぐるぐるしていた。まず、伊美別宮社で毎年開催されている「お種戻し」の神事にうかがった。お種戻しとは、山口県祝島の人々が、国見町伊美に船で参拝に来るというもの。伊美と祝島は1000年以上前からこの関係が存在する。そもそも、国見の人々が京都から国見に帰る際に嵐にあい、難破した船を祝島の人々が助け、そこから祝島に農耕の文化がはじまった。。。
1000年続く神事が残る島の対岸に、目先の発展と経済優先社会を永続させるべく原発が建てられようとしている。これを島の人々は日々の営みや生活、わたしには到底想像できない犠牲をはらい阻止してきた。福島の事故で明らかであるように、原発の事故は近隣の問題ではなく、地球全体の問題。つまり、祝島の人々がはらった犠牲により、わたしが住む国東半島(大分)はもちろんのこと、地球全体が守られてきたということになる。そこで、国東半島に住むわたし達もこの感謝を重んじる、いのちを知る島に向けて、感謝と敬意を表し、平和な世界を築くことは可能であるという想いと共に歩きます。あなたが変われば世界は変わる、わたしが変われば世界は変わる。どうやら、ヒントは祝島に、そしてわたし達の心の中にあるようです。
『美しい海ありがとう!WALK』
*9月29日〜10月5日
*bdachange@gmail.com
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