自己紹介

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豊後高田市, 大分県, Japan
アメリカ人である両親を持ちながら、日本の片田舎で生まれ育ち、自分はどこに属するのか、国籍とはなにか、国とは何か、どうしたら世界の平和は訪れるのかと幼い頃から考えてきました。もちろん、答えにはたどり着いていないのですが、自らが考えることや思うことを言葉にしたり、文章にしたり、時に対話する場をつくったりすることでより良い社会の実現を目指しています。

2012年12月1日土曜日

政(まつりごと)

衆議院が解散したことで、急ピッチで政治が動きはじめている。
解散したことで、政治が動き出すというのもどこか矛盾があるが。そんな風に感じる。
なにせ、ポスト311初の国を舞台にした選挙。
国家という枠組み自体に違和感をもっているわたしだけれども、国家の枠組みを超えるプロセスとして国家として決められていくたくさんの事柄に選挙権のある一人一人が参加していくことには大きな意義を感じる。

東京都知事選を見ていて思ったが、多様性に満ちたこの日本で、東京という重要な街を引っ張っていこうとしている候補者9人全てが男性で、その内7人が60代を超えていて、その内4人は70代後半から80代前半の方であることにちょっとびっくりした。
高齢であろうと、政治に関わる権利は認められるはずだし、出てはいけないとは言わない。でも、政治に参加する上で自らの声を反映してくれるだろうと思える候補に票は投じるもの。男性がいて、女性がいて、若者がいて、多文化な人もいるこの日本で。。。首を傾げてしまうのは私だけではないと思う。

友人が興味深い記事をfacebookに転載していた。

http://bizmakoto.jp/makoto/articles/1208/20/news008.html

20代の投票率は、シニア世代の半分以下。
つまり、ただ若い人が選挙に行くだけで日本の形はどういう方向であれガラリと変わる可能性があるということ。

わたしの政治的アプローチはこんな感じ。
政治で世界が全て変わるとは思ってない。
これは悲観的に捉えているということではなくて、この世界は政治という世界以外にもいろいろな領域が存在し、それらを通して起きる変化も多々あるということ。ただ、政治はその数多くある領域の中でも大切な領域だと思う。音楽を通して変化や平和を発信する人もいる。祈る人もいる。大地を耕す人もいる。
そして、政治もある。
なにせ政治に参加できるということが素晴らしいと思う。楽しいと思う。




わたし自身も今年の暮れからみどりの政治をはじめることになった。
みどりの政治と言っても漠然としているのだが、具体的に言えば「緑の党おおいた」を大分市ぶらぼうファームの神田京子さんと共に率いることになった(神田京子さんは2月下旬に告示される大分市議会選に立候補する)。
あえて「率いる」と大げさに言ってみた。なぜなら、それくらいの意気込みを要する政治的局面にこの列島はきていると思うから。若いころから、マルコムX、ゲバラ、ルムンバ、マンデラ、キング、ガンディーなど様々な革命家たちの動きに惹かれてきた。。。
だけど、これからの革命はもっと個人的なところからはじまっていく(る)のかもしれない。

緑の党は、英語で表現する場合、たいてい「GREENS」と言う。
直訳すれば「緑の人々」だったり「みどり」だったりする。
実際的には党(グループ)であるのだけれど、党であることよりも、過去に学び、より良い現在と未来を共に創っていくことを強調していきたい。
なぜなら、どの政党を支持するというより、まずはひとりひとりが立ち止まり本当に深く考えていくことから政治変化は起きると思うから。

わたしは原発のない未来を子どもたちに残したい、世界に平和が訪れてほしいと思っている。そんな想いから政治にも責任のある関わり方をしたいと思った。

人と触れ合い、コミュニケートする中でほとんどの人がこの人生において「幸せにいきたい」「子どもたちを大切に育んでいきたい」「世界が平和であってほしい」となんとなく「イイコト」を思っている。そんな想いを態度として、暮らしの場面、政治の場面で表現できたらどんなに素晴らしいかと思う。

みなの清き一票に力あり。

※ちなみにこんなプロジェクトもあります↓

せんきょCAMP

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