先日タクシーの運転手さんと1時間程原発の話で盛り上がった。
ここで、あまり起こらないことがふたつ。まずは、わたしがタクシーに1時間も乗車していること。かなり、ゴージャスに聞こえるがちょっと都合があって。もうひとつはタクシーの運転手さんと1時間も原発を語らうこと。
311以降ならではの日本の日常だろう。彼はがれきの問題から、再処理からチェルノブイリまで非常に詳しかった。誤解が生じないないように一言付け加えると、タクシーの運転手さんが原発についての知識があることに驚いているわけではなく、基本的に中立な立場を担う(聞き手)運転手さんが何十年もタブー視されてきた原発問題をオープンに話せる時代になったということ。それも、わたしが原発の話を始めたわけじゃないし、わたしから原発オーラが出ているはずもないので。以前、京都でタクシーに乗った時にも同じことが起きた。
人間は根本的に利害に溺れてさえいなければ、人や母なる自然を傷つけるものには心をいためるし、何かしてあげたいと思う。わたしはそう信じているし、幾度もそれを見ている。
タクシーの運転手さんの言葉で印象的だったのは、「でも、日本人は声をあげないけん、だめでしょう〜。また同じことが起きますよ」彼はあっけなくそう言った。
いや、声をあげている人はたくさんいる!と言いたかったが、メディアは決して(意地でも)その印象を市民には与えない。
人は必ず真心に味方する。愛と平和に味方する。
わたしの住む大分には津久見市のがれき受け入れに反対し行動しているたくさんの仲間がいる。ありがとう。
役割に気付いた人から、担っていこう。
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